やっかいな、大腿部頸部骨折

高齢者の骨折の場合、約1割は「大腿部頸部骨折」になります。

大腿部頸部というのは、大腿骨が骨盤につながる部分のことで、いわゆる股関節の部分が折れてしまう場合が大腿部頸部骨折です。

新規発症数は年々ふえており、だいたい年10万人にも上ります。
多くの方が骨折をきっかけに寝たきりや、自宅に閉じこもってしまい、社会的に問題にもなっています。

大腿部骨折の場合、ひびだけの場合や他の病気を併発している場合を除いて、大部分は手術することになります。
さらに骨をネジまたはプレートを使って固定します。骨折が直るまでかなりの長期間に渡って、歩行することが難しくなります。従って、足腰が急激に弱ってしまうことが多いのが特徴です。

予防のためには、普段より骨折しにくい健康な体作りを心がけ、転倒しにくい環境を整えることが大切です。
とくに女性は更年期を迎えると正常な方であっても年に1%ずつカルシウム量が減ると言われています。
定期的に健診を受け、普段から予防していきましょう。

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